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PRESS RELEASE

2024.01.15

慶應義塾大学と共同研究を開始 ~AI健康アプリ「カロママ プラス」のパーソナライズ性能向上を展望~

当社が運営する、AI健康アプリ「カロママ プラス」は慶應義塾大学 環境情報学部 中澤・大越研究室(准教授:大越 匡)と共同で「カロママ プラスによるユーザー特性とライフログサービス利用行動の関係性の調査」について研究を行うことをお知らせいたします。

研究概要

本研究は「カロママ プラス」と慶應義塾大学が開発したセンシングアプリケーション「AWARE」を用いて、下記3つのデータを基にユーザーの性格や内面状態と、「カロママ プラス」の利用状況や食行動の関連性を検証します。

(1)調査前後に実施する アンケートから測定される性格や内面状態

(2) 「カロママ プラス」の利用状況 

(3) 「カロママ プラス」からレコメンドされる情報を受けて行った行動

調査期間は2024年1月10日~3月10日で、研究結果は「カロママ プラス」におけるユーザー1人1人の特性やライフログに合わせた、パーソナライズ化されたレコメンド機能の向上に寄与する予定です。

今後も当社は「世界中の誰もが自然に健康になる社会」の創造を目指すなかで、ヘルステック市場の伸長に寄与するため、積極的に学術研究機関などと協力し、ヘルスケアにおけるエビデンス構築に努めてまいります。

AWAREについて

AWARE Client V2 (以下AWAREと呼ぶ)はモバイルセンシング機能を提供するiOSアプリケーションです。スマートフォンにはさまざまなセンサが搭載されています。例えば、加速度センサは測定軸基づいてスマートフォンの動きを検知し、スマートフォンが動いている速度や向きを算出します。スマートフォンの画面が縦向き・横向きに自動で切り替わるのは、この加速度センサの働きによるものです。AWAREを利用することで、簡単な操作でこのようなセンサデータをバックグラウンドで継続的に取得することができます。

URL:https://apps.apple.com/jp/app/aware-client-v2/id1455986181

慶應義塾大学環境情報学部中澤・大越研究室について

慶應義塾大学環境情報学部中澤・大越研究室では、さまざまな場所にさまざまな形で埋め込まれたコンピュータを、人間の活動に簡単に利用できるよう、知的情報環境コンピューティングの実現を目指した研究開発を行っています。 ハードウエア技術の発展によってコンピュータは小型化され、身の回りのさまざまな電子機器に組み込まれ始めています。 中澤・大越研究室では、このような機器が公共建物や公共空間にまで普及する新しい情報環境を想定し、同環境で人間が行うさまざまな活動を円滑に支援するために、研究活動を行っております。

URL:https://www.jn.sfc.keio.ac.jp/