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PRESS RELEASE

2018.05.21

日本初 AI活用により画像から食材・食事量を解析する新機能を搭載

株式会社リンクアンドコミュニケーション(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:渡辺 敏成、以下 リンクアンドコミュニケーション)は企業向け健康経営支援ソリューション「カラダかわるNavi」に新機能などを追加し、2018年5月21日(月)よりアップデートすることをお知らせします。
今回のアップデートでは、人工知能(AI)技術を活用し、写真を撮るだけで食材認識・食事の量認識を行う日本初の機能が搭載され、利用者の手間を省いた「写真を撮るだけで食事アドバイス」を実現しました。
昨今多くの企業が注目している「健康経営」(※)において、従業員が日々手軽に利用でき、実施率向上が見込まれるサービスとして、活用することができます。
※健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。

1.リンクアンドコミュニケーションおよび「カラダかわるNavi」について

リンクアンドコミュニケーションは、全国で約9,000名を超える管理栄養士・栄養士のネットワークをもとに、「専門家が身近にいて健康をサポートする世界」の実現を目指すヘルステックベンチャーとして、食を中心とした健康アドバイス事業、健康情報の発信事業に取り組んでいます。また管理栄養士などの専門家からのアドバイスを、アルゴリズム&AIにて提供する健康アドバイスアプリを提供しています。
「カラダかわるNavi」アプリは、健康経営をサポートする健康ソリューションサービスとして、2016年6月より展開しています。また全国のスポーツクラブを基点に、法人会員企業と自治体の健康づくりに実績のある株式会社ルネサンスが販売協力しています。健康経営のサポートに向けて、従業員とご家族の①ダイエット、②メタボ対策、③生活習慣病の重症化予防、④低栄養対策を目的に、食事・運動の具体的で実践的な健康ソリューションを提供している点が特徴です。
昨今、従業員の健康が会社の経営に効果をもたらす「健康経営」の考え方が注目されています。企業が従業員への健康に配慮し貢献することで、医療費削減による健康保険料の企業負担の軽減だけではなく、労働生産性の向上や企業のイメージアップにも結びつき採用活動に有利になります。こうした「健康経営」の考え方に基づいて様々な取り組みを行う企業が増加していますが、一方で「何から始めればよいのか分からない」「健康施策を行ったが実施率が上がらない」といった声も良く聞かれます。「カラダかわるNavi」はそうした企業のニーズに応える、従業員が日々手軽に利用できる健康ソリューションです。

2.「カラダかわるNavi」の新機能について

今回のアップデートでは、人工知能(AI)の活用やデータ連携などにより、簡単にライフログを収集できるようになりました。また健診データの結果をふまえた、よりパーソナルなアドバイス提供が可能になりました。

①日本初の 「写真を撮るだけで食事アドバイス」
AI画像認識により、食事の写真を撮るだけでメニューや食材、食事の量を自動認識してアドバイスを提供する「写真を撮るだけでアドバイス」を実現しました。本機能は、いずれも日本初(※)のA)食材の自動認識、B)食事量の自動認識、C)画像に対する自動アドバイスの、3つの機能を組み合わせる形で実現しました。A)食材の自動認識、B)食事量の自動認識についてはソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社との共同開発により実現、C)画像に対する自動アドバイスに関しては当社独自開発の機能となります。
(※ヘルスケアモバイルアプリで日本初 当社調べ)

<「写真を撮るだけで食事アドバイス」の利用イメージ>

<「写真を撮るだけで食事アドバイス」の新・技術>

②個人の健診結果や目的にあった健康プログラムコースの選択が可能に
健康診断データとの連携や目的に応じたコースを選択することで、よりパーソナルなアドバイスを提供します。
・ヘルシーダイエット: 
痩せたい方向け、カロリーコントロールや糖質コントロールなど、本人の希望に沿った方法でのダイエットアドバイス
・健康維持(Healthy Eating):
現状を維持したい方向け、カロリーコントロールや糖質コントロールなど、本人の希望に沿って、賢く食べるコツをアドバイス
・メタボ改善:
高血圧や糖尿病、脂質異常症の予防を目的としたアドバイス

3.今後のアップデート予定について

今後もさらなるユーザ満足度向上のため、アップデートを予定しています。

①嗜好性を学習するAI機能が追加、個人の好みをふまえたパーソナルなアドバイスを実現
個人の食事・運動の嗜好性をAIが学習することで、よりパーソナルな食事・運動メニューの提案アドバイスを実現します。

②社食との連携
2018年10月には社員食堂のオートレジと連携し、食事データを取り込むことで自動アドバイスを提供し、「社員食堂で食べるだけで食事アドバイス」を実現します。

③健診結果と連携したプログラムコースやアドバイス領域の拡大
5月21日より公開の領域に加え、今後以下のアドバイスを順次提供する予定です。
・低栄養対策(2018年7月予定):
若年女性に最近見られる低栄養対策のアドバイスを行います。
・ロコモ対策・認知症予防(2018年9月予定):
シニアを対象にしたアドバイスです。
・生活習慣病の重症化予防(2018年9月予定):
疾病のある方/服薬中の方を対象としたアドバイスです。
・パフォーマンスアップ(2019年度以降予定):
毎日のパフォーマンスをアップし、コンディショニングを整える食事をアドバイスします。

<参考> その他の「カラダかわるNavi」の主な特徴について(従来の特徴)
①アルゴリズム&AIによる自動アドバイス
アプリに食事を記録すると独自のアルゴリズム&AIにより、カロリー計算、栄養バランスの評価を始め、食事の改善点や次の食事の提案まで、約3,000万通り以上のアドバイス がリアルタイムで自動提供されます。

②アプリ利用者の継続をサポートする仕組み
行動経済学の視点からアプリの継続利用をサポートする、2つの仕組みがあります。
・ランキング・イベント機能:
歩数やBMI、健康スコアなどを基準に、企業内でチーム対抗のランキングを競える機能です。週一回結果が配信されるため、社員のモチベーションアップにつながります。
・健康ポイント・スタンプ機能:
本人の生活習慣に合わせた健康目標を設定し、行動や達成ごとにポイントを付与していくポイント機能と、アプリの利用で必ず貯まるスタンプ機能を搭載しています。

③企業の健康管理担当者を支援する充実した管理機能
健康管理担当者を支援し、健康施策の実施を後押しする2つの管理機能があります。
・メッセージ機能:アプリを通じて、管理者側のメッセージを配信する機能があります。着実にメッセージが届く、と好評で、健診誘導や健康経営施策のプッシュに使える機能です。
・分析画面:従業員の生活習慣やアプリの利用動向を組織的に分析できる管理画面です。
食事や運動の実施状況や身体の変化を分析し、健康経営課題の抽出に活用することができます。